
終了しました





1日目 〈フィルムカメラでの撮影・現像〉
・午前
---カメラの仕組みについて---
今回はフィルムカメラの使用経験がある生徒が多かったので、絞りとシャッタースピードの合わせ方の説明を聞き、フィルム装填までスムーズに進行しました。
今年ワークショップに初めて参加した生徒も、フィルムカメラの構造や仕組みについて、とても興味を持って学んでいました。
---撮影---
今回は2グループに分かれて行動することになりました。この日の天気は曇りで、雨が降りそうだったのですが、雨は降らず無事に撮影ができました。
私たちのグループは学校周辺の公園や池のある場所で撮影を行いました。生徒達は普段見ている風景の中に、おもしろいものや普段は気がつかない風景などを探しながら、様々な写真を撮影することに工夫を凝らしていました。
・午後
---フィルム現像---
午前中に撮ったフィルムの現像をしていきます。撮り終わったフィルムの巻き上げをし、練習用のフィルムでベロ出しとリール巻きの練習をしました。暗室でのリール巻きは暗くて何も見えないので生徒達は皆苦戦していました。
無事リール巻きを終えたら、タンクにリールを入れて現像するための薬品を順番に入れて攪拌していきます。その後フィルムを水洗し、皆それぞれちゃんと現像が出来ているかを確認しました。
少しフィルムが曲がってしまった生徒もいたようですが、皆フィルムの装填もしっかりとできていて、リール巻きも問題なかったので、失敗する事なく全員無事に現像をすることができました。
水洗した後フィルムを乾燥させて1日目が終了です。

2日目<プリント作業・講評>
---コンタクトプリントの作成---
2日目は前日に現像したフィルムを6コマずつ切りスリーブに入れます。
その後フィルムの仕上がりをライトボックスを使って見ていきます。
ネガの状態からさらに見やすくるために印画紙にフィルムを重ねて露光させ、コンタクトプリントを作りました。
ここで始めて自分の撮った写真が見られるので、皆出来上がったものを嬉しそうに見ていました。
---本番焼き---
コンタクトプリントから自分の現像したい写真をいくつか選び、現像していきます。
まず練習用の印画紙に試し焼きをし、写真にどのくらいの光を当てたら一番良い仕上がりの濃淡になるかを見ていきます。印画紙に1秒ずつずらしながら光を当てます。
そして印画紙を現像液に入れ、停止液、定着液の順番に印画紙をつけていき、水洗して印画紙に浮き上がったもので一番良い濃淡の秒数を選びます。
そして選んだ秒数の光を本番の印画紙に当てていきます。
出来上がった写真は一部分が白かったり、黒すぎたりしたので焼き込みや覆い焼きをして、うまく濃淡を調整していきました。
生徒達は皆納得のいく写真を現像するために、講師の方々にアドバイスをもらい、細かい部分も修正してこだわりを見せていました。
---講評会---
全員のプリント作業が終わり、写真の講評会を行います。
どこの場所で、何を考えながら、どのように焼いて、どの部分にこだわったかを皆の前で説明し、講師の方に評価をいただきました。
生徒それぞれの写真の撮影の仕方や目の付け所など、それぞれの特徴を見ることができて改めて写真の面白さを感じることができました。
今回は皆とても楽しくなかなかできない体験をさせて頂きました。
生徒達は自分で学校の設備を使って現像をしてみたい、カラーの現像をやってみたいなど銀塩写真の楽しさを知って、またさらに銀塩写真に深く興味を持っていました。
銀塩写真について楽しく学ぶことができ、とても勉強になった2日間でした。
私たち写真部も銀塩写真の楽しさをさらに色々な人たちに伝えていきたいと思います。
講師の方々、大学生の皆様、今年も貴重な経験を誠にありがとうございました。
部長 鈴木太鳳

フイルム、印画紙、薬品協賛:サイバーグラフィックス株式会社
カメラ機材協力:東京工芸大学
ボランティアスタッフ協力:東京工芸大学、日本大学、武蔵野美術大学
2019年07月20日(土)-2019年07月21日(日)
都立工芸高校
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