ゼラチンシルバーセッション | Gelatin Silver Session - Save The Film -

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[都立工芸高校写真部ワークショップ2014]

2014年7月12日(土)〜13日(日)
講師:井上佐由紀、広川泰士、広川智基、三好耕三、村越としや
ボランティアスタッフ:東京工芸大学、日本大学写真学科学生、都立工芸高校写真部OG、東京工芸大学OG、上條遼(広川事務所)

1日目 午前 -撮影

01 02

午前10時、ワークショップ1日目がスタート。
天気は快晴、絶好の撮影日和となりました。
生徒にフィルムを配り、装填の仕方やカメラの扱い方を教わったら早速外へ撮影に。
1ヶ月かけて準備し、この日を心待ちにしてきた生徒たちは緊張とわくわくで皆強張った表情でしたが、撮影にでるとほぐれてきたようでした。
撮影中も、先生や大学生の方に教わりながら皆楽しく写真を撮ることができたようです。

1日目 午後-フィルム現像

_MG_6463 _MG_6529 _MG_6605 

午前中に撮影したフィルムを1人2本ずつ現像しました。
リール巻きやベロ出しの練習をしたあと、まずは1本目の現像です。
初めてのフィルム現像という生徒もたくさんいて生徒たちは緊張の面持ちでした。
1本目では、液のアクシデントがあり、皆とても難しいネガになってしまいましたが気を取り直して2本目へ。
2回目になると少し慣れてきたようで楽しそうな声も聞こえてきました。
リール巻きにかなり手こずった生徒もおり、暗闇の中で落胆の声が聞こえてきたりと心配でしたが、先生方の助けもあり結果的には全員失敗なく現像することができて皆ホッとした様子でした。

水洗を終えたフィルムを乾燥機にセットし、記念撮影をして1日目は終了しました。

_MG_6666

2日目 午前-ベタ焼き

_MG_6739

ワークショップ2日目は、1日目に現像したフィルムをカットしてコンタクトプリントを作るところから始まります。
最初は中々うまくいかず、何度も焼き直しましたがなんとか皆綺麗にプリントすることができました。
出来上がったコンタクトプリントからお気に入りのコマを選択したところでお昼休憩へ。

2日目 -午後-本番プリント

いよいよ本番プリントです。
初めてのプリント作業に戸惑う生徒や、手慣れた様子で楽しんでいる生徒など様々でしたが、今回は贅沢なことに生徒1人に大学生や先生方がマンツーマンで教えてくださったこともあり、とても貴重な体験になったと思います。
1日目のアクシデントで、難しいネガが多い中、試行錯誤しながら自分の納得のいく作品を仕上げることは簡単ではありませんでした。
しかし、皆、先生方の指導を真剣に受けながら頑張ってそれぞれの作品を楽しみながら仕上げることができました。

プリントが終わったあと、その写真たちを並べ講評会を行いました。それぞれの作品に対しての感想や先生方の評価をしてもらい、今後の活動に喝を入れて頂きました。
そのあと記念撮影をして、全ての工程を終えました。
色んな体験が凝縮された2日間、生徒たちにとって、とても有意義な時間になりました。

_MG_6759 _MG_6768 _MG_6802

※一部感材は富士フイルム様よりご提供いただきました

概要

日時

2014/07/12(Sat)-2014/07/13(Sun)

会場

都立工芸高校

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