日時：09年6月27日（土）、28日（日）　AM9：00～PM16：00
会場：東京都立工芸高校 3F（暗室、スタジオ）
生徒：12名

東京都立工芸高校写真部ブログ

●6/27
講師：瀬尾浩司さん（写真家）、広川智基さん（写真家）、三好耕三さん（写真家）、大場あすかさん（ラボテイク）、アシスタントとして（日本大学写真学科の生徒さん5名、広川事務所2名）

午前　–　撮影
生徒さんにそれぞれ35mmのフィルムを二本ずつ配布し、撮影をしました。カメラの使い方、フィルムの入れ方、マニュアルフォーカスでのピントの合わせ方等、わからない事を教わりながら撮影スタート。

この日は天気が良かったので、生徒さんの提案で外を歩きながらスナップ写真を撮りにいきました。学校へと戻ると少し時間があったのでスタジオでの撮影もする事に。2つの違ったシチュエーションで撮影する事で異なった視点の写真が撮れた様に思います。

午後　–　フィルム現像
午 前中に撮影したフィルム（各々1本）を現像しました。大場さんの指導を中心に講師の方や、アシスタントの方に教わりながら、リールへフィルムを巻きタンク を使ってのフィルム現像。初めて現像する生徒さんもいて、全暗室の中でのリール巻きに手こずったり、自分の写した像が写っているのかと心配そうでしたが、 大きな失敗もなくみんなのフィルムに像が現れました。生徒のみんなさんは嬉しさと同時にホッとしたという表情をしていました。

※この日の終わりに三好さんが持って来て下さった作品を全員で鑑賞させて頂きました。大全紙に大きくプリントされた作品の迫力、きめ細やかさに圧倒されました。

●6/28
講師：瀬尾浩司さん（写真家）、広川泰士さん（写真家）、三好耕三さん（写真家）、大場あすかさん（ラボテイク）、アシスタントとして（日本大学写真学科の生徒さん6名、広川事務所2名）

午前　–　コンタクトプリント、コマセレクト
前 日に現像したフィルムをコンタクトプリントとしてプリントし、それを見ながら本番プリントのセレクトをしました。1本の長いフィルムを6コマずつに切り、 シートへ入れ、コンタクトプリントの準備。2部屋の暗室に瀬尾さん三好さんに分かれて入って頂き、大場さんアシスタントの方にも分かれて頂き6名ずつの生 徒さんを指導して頂きました。露光時間、フィルター等基準を決めると、とりあえずプリントしてみる事に。明るすぎたり、暗すぎたりといろいろなプリントが 出来上がったところから講師の方がアドバイスしてそれぞれのコンタクトプリントを仕上げました。
午後の本番プリントへ向けてコンタクトプリントを見ながら自分の好きなコマをセレクトしました。

午後　–　本番プリント
午 前中にセレクトしたコマのプリントをしました。印画紙は四つ切です。本番プリントでもまず１枚プリントしてみるところからスタートです。それを見ながら自 分でどうしたいか考え、講師の方に相談してアドバイスをもらい2枚、3枚・・とプリントしていきました。プリントするたびに変わっていく写真を見ながら、 思い通りにいく事もそうでない事もありますが、その変化を楽しんでいるようでした。それぞれが2、3コマのプリントを作成し、最後に全員でプリントを囲ん で講師の方からアドバイスを頂きました。

※このワークショップは富士フイルムイメージング株式会社に薬品、フィルム、印画紙をご提供頂きました。

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