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1日目 7月9日 (土)
参加生徒12名
講師 広川泰士(写真家) 、アシスタントとして 日枝(平間事務所)、東京工芸大学写真学科の学生 3名、 広川事務所 2名 ※敬称略
午前—撮影
富士フイルムよりご提供いただいたフィルム(NEOPAN 400 PRESTO)をカメラに詰める作業から開始、フィルムカメラ初心者が多いなかで悪戦苦闘しながらフィルム詰めをしました。
屋外に撮影に行く
工芸高校を御茶ノ水に向かって歩く、途中の人徳寺の階段にて記念撮影。
移動しながら離れない程度に自由に撮影。
とても晴れていて絶好の写真日和でした。
皆がどのように伸び伸びと写真を撮るかが見れました。
昼頃・学校に戻り、休憩
午後—現像
撮り終えたフィルムから1本選び、暗室に集まる。
電気をつけた状態でフィルムをリールに巻く練習、手が慣れた人は目をつぶり何度も練習。
慣れたところで、電気を消し暗闇のなかでリール本番。
暗闇に苦戦しながらも巻き終わりタンクの中に入れ終了、電気をつける瞬間は皆緊張していました。
水で水洗し現像液、停止液、定着液の順に薬品を入れ替えて撹拌。
定着させタンクを開けてフィルムを確認、渋い顔をする生徒もいれば満足そうな顔をする生徒もいた。
流水洗の為水の中にリール(フィルム)を入れ、小休み(広川先生の東北地震の写真を拝見させていただいた)フィルムを乾燥機で吊して乾かす、今日の作業終了。
明日の流れを軽く説明、解散
生徒は明日の準備
2日目 7月10日(日)
参加生徒12人
講師 広川泰士(写真家)、三好耕三(写真家)、アシスタントとして 東京工芸大学写真学科の学生 4名、 広川事務所 2名、瀧澤匠子(工芸高校写真部OG) ※尊称略
午前—コンタクトプリント、コマセレクト
1日目に乾燥機にて乾燥させたフィルムを6コマずつにシートに収納。
暗室1、暗室2にわかれ作業。
ベタガラスに印画紙を置き、その上にフィルムを画面が重ならないように乗せ、ガラスを閉じて露光。
出来上がったコンタクトプリントのなかで好きなコマを選び、ダーマトで印をつけ午前中作業終了。
午後—プリント
暗室に移り、本番のプリントをする。
絞り、フィルター、露光時間を先生方の説明を聞きながら調節し、現像。
定着したプリントを先生達に見ていただき意見を交わしながら、微調整をしながらプリント。
納得いくまで1枚の写真を何度も現像する生徒もいました。
時間を忘れて夢中になり、最後の1枚を4時頃に終了。
講評
2人ずつテーブルに現像したプリントを並べる。
どういう心境で撮ったか、どこにこだわり現像したか、自分の工夫を発表。
1人1人に広川先生・三好先生から感想などを頂戴する。
生徒全員の写真を見たあと、三好先生の東北地震を撮影した写真を拝見させていただく。普通なら絶対に見ることのできない展示する前の写真に自然と緊張し、皆の表情が変わる。
最後に記念撮影や、生徒の1人と広川先生とのスポーツチャンバラの試合など、和気あいあいとしたなか最後に先生方からお言葉をいただきワークショップ終了。
レポート・松岡 冴
※このワークショップは富士フイルムイメージング株式会社に薬品、フィルム、印画紙をご提供頂きました。
2011/07/09(Sat)-2011/07/10(Sun)
東京都立工芸高校
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