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2013年8月24日(土)〜25日(日)の2日間で東京工芸大学の暗室をお借りし、高校生を対象とした撮影・暗室ワークショップを行いました。
■1日目
内容:35mmモノクロフイルムの撮影及び現像
受講生:私立和光高校9名、都立工芸高校3名
講師:井上佐由紀、勝倉崚太、川島崇志、広川智基、村越としや
ボランティアスタッフ:東京工芸大学写真学科広川ゼミ学生
仁尾義彦、櫻岡貴大、向山蒼平、高橋穂波、LEE JI WON
広川ゼミ OG 櫻井由理
午前 – 講義・撮影
初めてフィルムカメラを手にする生徒が多く、フイルムの詰め方、露出の決め方など、基本的な事をレクチャー後、学校周辺にて撮影を行ないました。参加者によってはマニュアルでピントを操作する事も新鮮だったようです。カメラは工芸大学のFM3Aを使用させていただきました。
午後 – フイルム現像
勝倉先生を中心にご指導のもと現像プロセスの簡単な説明の後、練習用フイルムを使い、リール巻きの練習を行う。その後2班に分かれて暗室にて本番用フィルムを巻き、現像作業を行なった。乾燥機に入れて1日目終了。
1日目の最後に記念撮影
■2日目
内容:コンタクトプリント及び、四つ切りRCプリント作業
受講生:私立和光高校9名、都立工芸高校2名
講師:井上佐由紀、川島崇志、広川泰士、広川智基、三好耕三、村越としや
ボランティアスタッフ:東京工芸大学写真学科広川ゼミ学生
仁尾義彦、櫻岡貴大、向山蒼平、LEE JI WON
午前 – コンタクトプリント、写真セレクト
前日乾燥機に入れたフィルムをカットし、スリーブに入れる。3班に別れコンタクトプリントを作成後、講師と相談しながらセレクト作業を行ないました。
午後 – 本番プリント
午前中に選んだカットを四ツ切りにプリントしました。講師にアドバイスを貰いつつ自分のプリントを各々作成しました。最後に受講者1人ずつ完成したプリントを前に感想を述べ、講師による講評を行いました。今後も高校の暗室を使ってプリントをしたいと話す生徒もおり、銀塩写真の面白さを感じてくれたようです。
2日目の最後に記念撮影
参加した高校生からの感想
今回のワークショップでは本当にフィルムならではの楽しさを感じることができました。いつもデジタルカメラを持ち歩いている私たちにとって“どんな写真が撮れたかわからない”、“ピントもあってるかわからない”というフィルムカメラには不安ばかり感じていましたが、だからこそ現像して初めて写真として見ることが出来た時面白さを感じるのと同時に感動しました。一瞬で撮れていつでも撮れて何枚でも撮れてすぐに確認できるデジタルもいいけれど、これから先フィルムカメラも続けていきたいと思いました。 たくさんの先生にお世話になり、本当にありがとうございました。 平井葉子
今回始めて参加させていただきました。先生方を始め、学生さん方に丁寧に教えていただけたことで、モノクロ写真に対する探究心がより増すきっかけとなりました。また機会があったらぜひ参加したいです。ありがとうございました。 松村奈津
※フイルムと印画紙は富士フイルム様よりご提供いただきました
2013/08/24(Sat)-2013/08/25(Sun)
東京工芸大学
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